2009-01-22

羽生名人は竜王戦に勝っていれば国民栄誉賞だった

ちょっと前の週刊現代に載った米長会長の連載コラムで知りましたが、羽生名人が竜王戦に勝って永世竜王の資格を得ていれば永世七冠で国民栄誉賞がもらえたそうです。 今年の麻生内閣だから将棋に対して理解があったものの来年以降羽生名人が竜王位を奪取して永世七冠になったとしても、受賞できるかどうかは分からないそうです。

以下、米長会長の「まじめな私」より
http://www.yonenaga.net/w_maji.htm

幻の国民栄誉賞
 テレビ朝日で古舘伊知郎さんが「12月19日に遠藤実さんに国民栄誉賞が贈られたが、もう一人候補が居たと官房長官の談話」としゃべっていました。全ての手筈は万全でしたが、4連敗は仕方がない。幻に終りましたが、その談話の中にこそ将棋界への愛情が込められています。会長として最大の仕事だったかも。
 国民栄誉賞は国民の大多数に感動と夢を与えた人に贈られるとのことです、もうひとつは本人の実績がこれ以上は望めない極みに達したこと。故人になればそれ以上は望めないので贈られる。これが遠藤実さんの例です。 内緒にしておくべきことでしたが、テレビに出てしまいましたので、私も事実だけは書いておきます。
 春の名人戦の時に毎日新聞社の担当責任者・徳増さんにアドバイスを受けました。私が動くべきと。その時の答えが上記のものです。福田康夫様はつれない。 内閣が変わりました。官房副長官が鴻池先生。39歳のときに日本青年会議所会頭の時に対談して以来の仲。 河村官房長官は名人就位式にも来られたこともあります。細田幹事長はコントラクトブリッジの名手であり、コンピュータ関連に永年関わっている人です。 全員将棋界へのご理解があります。 この資料作りにも多くの人々が関わっています。 12月19日は竜王戦第七局が終った翌日です。その日の首相サイドの談話の真意は1月9日発売の週刊現代1月24日号の私のコラムをお読み下さい。 尚、今回の受賞劇は私が政治家の先生に働きかけたものであって、首相サイドが政治的に利用した等々は全くありません。

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