2009-02-15

英語達人塾

英語達人塾 ~極めるための独習法指南~ 斎藤兆史著(2003年)

買ったのは数年前です。しばらく埋もれていたのを発掘。第一章入塾心得を読んでみました。

基本は日本語
 肝心なのは普段から日本語でしっかりものを考える習慣をつけることである。その上で、日本語で考えたことをできるだけ早く英語に変換する訓練をすればいい。母語を大事にしない人間は、外国語の習得など望むべくもない。

真似と反復
 口や体が自然に反応するようになるまで、ただひたすら正しい発音の真似をしたり、例文を繰り返し暗唱したりするしかない。

継続は力なり
 日本語と英語がまったく違った語族に属し、書記体系も音韻体系も統語構造も、さらに言葉を用いるときの理念的な前提がまったく異なる以上、日本語を母語として育った人間がそうそう簡単に英語を使いこなせるようにはならない。日本人にとっての英語は、やはりピアノやバレエと同じように、何年も何年も基礎的な訓練を積んではじめて習得できる技術なのである。

英語力は会話力にあらず
 ただ小器用に「ペラペラ」しゃべることだけに憧れていたのでは、本当の英語力は身につかない。文法や読解を含めた、地道で総合的な学習が必要になるのである。

目的意識
 明確な動機が英語学習の大きな推進力になる。英語学習の目的をはっきりさせることで、おのずとそれに適った学習法が決まってくる。

勉強量は目標から逆算して割り出す
 自分に必要な勉強量は、あくまで自分の実力と目標を元に自分で割り出してほしい。

そして第2章 音読 へと続きます。
単語を正確に発音するためにどうしても覚えておかなくてはならないのが発音記号である。と書いてあります。してみると今NHKでやっている発音塾も、斎藤先生的には、はじめの一歩ということなんっですね、とちょっと合点がいきました。

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