その昔、コンピュータで構文解析をさせたら文法的にはまったく正しい5通りの解釈を導きだしたという。コンピュータは人間の常識は知りませんから教えられた文法規則をバカ正直に適用することしかできません。以下の5通りです。
- 時間は矢が飛ぶように飛ぶ。
- あなたが矢の速さを計るように、蝿の速さを計りなさい。
- 矢が蝿の速さを計るように、あなたが蝿の速さを計りなさい。
- 矢に似ている蝿の速さを計りなさい。
- タイム蝿は矢が好きだ。
これはある1文だけポンと出されても幾通りもの解釈が成り立ち得るということを表しています。入試問題で和訳させるような問題は、長文の中のある下線部分の出題が多いのはそういう理由もあるそうです。
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