TBR(Toeic Blitz Radio) の最後のほうで受講生の質問で、答えられないものがあって困ったと、おっしゃられていました。どちらの先生の声か分からなかったのですが「アルファベットの大文字と小文字で形が同じ物(Oとo、Cとc等)と違う物(Rとr等)があるのはどうしてか?」という質問だったと思います。今発売している「Newton 5月号」です。特集記事が「アルファベット4000年のルーツ」です。物理の雑誌かと思っていましたがこういう記事も載るんですね。小文字について書いてあるところを探しました。
「発音などにかわりはないため、記事中では、小文字は字数として数えていない。」(P.18)
「ラテン文字の小文字『a』や『b』、ギリシア文字の小文字『α』や『β』が登場するのは、5~8世紀である。ギリシア文字からラテン文字へと文字が進化していったころよりも、1000年以上も先の未来になる。」(P.24)
小文字なんかは全然問題にしていません。アルファベット4000年の歴史の前では小文字なんか新参者のようです。それに冒頭の質問は、英語教師が答える筋合いはない質問なような気がしてきました。