ダイエット成功率
「いつまでもデブと思うなよ」岡田斗司夫著より
ダイエットは、シンプルでとにかくやせることに主眼をおいたものであるべきだ。そして、とても大切なことは、六ヶ月でも一年でも続けられるダイエットであること。
一キロや三キロ程度のダイエットならともかく、私のような10キロ以上も減らす、いわば”メガ・ダイエット”は「持続がラクチンなこと」がなにより大切なのだ。
実は、どんなダイエットをしても、最初はみるみるやせる。少なくとも本になって売られているようなダイエット法なら、どんなものでも効果がある。
書かれてあるとおりに実行すれば、絶対にやせられる。問題は、その努力が一~三ヶ月しか続かないことだ。そこで停滞期が訪れ、みんな挫折する。
『ワシントン・ポスト』の調査によると、アメリカでは過去70年間で、二万六〇〇〇種のダイエット法が発表されたそうだ。それらのダイエット法で成功した人は200人のうち10人。つまり成功率は5%。
この場合の”成功”というのは、いちおう「目標体重に達した人」という意味だ。100人のうち95人が目標体重に達する前に挫折する。理由は「ダイエットを続けられないから」。
そして、わずか5%の「成功者」の中でも、その後も体重の維持に成功した人は、200人のうちでわずか1人。たった0.5%しかいない。
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