鉄人道場氏をして、地球一といわしめた氷見の寒ブリ。
まさしく、日本で一番のブリの水揚漁港、冬の氷見だからこそおいしく食べられる味覚です。
◆氷見ブリ。越中ブリ。能登ブリ。色々と呼び名はございますが 冬の北陸の魚の代名詞といえば、この天然寒ブリです。
昨年は、浜値で1キロ2万円。 旅館に入る頃には1キロ6万円になる高級な冬の魚です。
◆天然ブリは、冬になると、脂肪を蓄えながら、日本海を北上し、佐渡を通り、そしてまた南下していきます。
◆凪いだ海では、そのまま沖を通りますが、 冬の荒れた海は、ぐっと沿岸よりの回遊コースとなり、
そのまま氷見の定置網にかかるのです。 この頃がちょうど脂が最高にのったときです。
◆氷見の定置網漁はとったブリをすぐに大量(通常の2-3倍)の氷で 仮死状態まで冷やし、そのまま水揚し、競りにかけます。
この間、約3時間。 まだ仮死の状態で水揚されるのは氷見の天然ブリだけです。
◆だから新鮮、だから脂が甘いといわれる寒ブリ料理にできるのです。
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