- 英語の歴史 を読む 1時間
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2010-03-23
TOEIC申し込みました
第154回TOEIC公開テスト【2010年 5月 30日(日)実施】に申し込み完了
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■ 申込内容
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試験日: 2010年 5月 30日(日)
受験地: 名古屋
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■ 申込内容
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試験日: 2010年 5月 30日(日)
受験地: 名古屋
でたらめに塗るべきか、一直線に塗るべきか
ある日曜の午後3時直前、とうとうその時が来たようだ。まだ10問残ってるよ!という上級者の方以外にはありがちなシチュエーション(実際の二郎はもっと残っているのだが)。その時全部Bを塗るのがB派、全部Cを塗るのがC派というそうでこの2派が大半を占めるという。塗らないという選択もあるが何か塗れば正解する可能性もあるので普通は塗る方がよいだろう。ETSもそんなことは織り込み済みだ。
JayさんのTwitterへの書き込みで知った次の検定ごっこがおもしろい。
【運試し】TOEIC で時間がなくなったときのマーク
http://kentei.cc/k/545728/
拙者もやってみたが、でたらめに選んだ場合10問中2問正解か3問正解の場合が多かった。4択だから10÷4=2.5なので、2~3問正解は平均的なところだろう。この検定では縦1列には少なくとも2個正解があるようである。
Jayさんのその直後の書き込み
高校の「数学A」で習う以下の式で計算できます。
繰り返し試行の確率:
確率pの事象を連続してn回行うとき,ちょうどr回起こる確率は
JayさんのTwitterへの書き込みで知った次の検定ごっこがおもしろい。
【運試し】TOEIC で時間がなくなったときのマーク
http://kentei.cc/k/545728/
拙者もやってみたが、でたらめに選んだ場合10問中2問正解か3問正解の場合が多かった。4択だから10÷4=2.5なので、2~3問正解は平均的なところだろう。この検定では縦1列には少なくとも2個正解があるようである。
Jayさんのその直後の書き込み
TOEICと宝くじの関係---時間がなくなったとき、連番(BBBBBBB...)で塗るか、バラ(BDCBDACD...)で塗るか。連番はローリスクローリターン。バラはハイリスクハイリターン。ちなみに、英語力とは何の関係もありません。さらに当たったかどうかもわかりません。数学的には、連番でもバラでも確率は同じはずだと直感的に思った。 どれくらいハイリターンがあるのかも気になった。
高校の「数学A」で習う以下の式で計算できます。
繰り返し試行の確率:
確率pの事象を連続してn回行うとき,ちょうどr回起こる確率は
という式で表される。
4択で1問正解ですから,p=1/4 です。今は残り10問の想定ですから,n=10 です。例えばr=2 とすれば2問正解の確率が求まります。せっかく計算したので結果を書いておきます。 (概数をパーセントで表記した)
0問 5.6%
1問 18.8%
2問 28.2%
3問 25.0%
4問 14.6%
5問 5.8%
6問 1.6%
7問 0.3%
8問 0.039%
9問 0.0029%
10問 0.000095%
6問以上正解になることはまず無いという感じですね。この結果を得ていたので0問(5.6%)になるかもしれないリスクを冒して5問正解(5.8%)になるかもしれないと思って3月はバラバラに塗ってみた。5月は1列に戻そうか思案中。いやそんなことより全問完答すべく精進します。
2010-03-21
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2010-03-07
英語Tips 綴り字と発音の乖離
英語を習いたての頃、どうしてスペルと発音が違うんだろう?と思いませんでしたか。要するに知らない単語に出会ったときに、どう発音するか分かったもんじゃない。
ちょっとだけ思い出話。中一のときESSというクラブ(なぜかその1年間だけ我が母校に存在した幻の文化部)に所属していた。後に国立大医学部へ行く超勉強ができたヨシオ君(12歳)がクラブの時に先生(ミスター小林)に、スペルと発音が違うので発音記号で書くようにしたらいいのに、と言っていたのを横で聞いていた。おいおい発音記号なんてまだ習ってねぇよ、できるやつは言うことが違うなと思った。結局、中高大と学校の授業で発音記号を習うことはなかったのだが。ヨシオ君もスペルを覚えるのに苦労してたんだね。
それで疑問だったのがイギリス人は何を考えているんだということですね。こんなでたらめなスペルで不便じゃないのかと。そんなこと言ってもスペルは丸ごと覚えるしかないんだけど、なんか釈然としないというか納得できない物が残るじゃないですか。今の言葉で言うと、イギリス人ってバカなの?死ぬの?ということになるか。
ここ数年いろいろな本を読んで大体自分なりに納得できたことを惜しげもなく発表します。ざっくりした話しですが言語学の専門家でもないので子細には拘らなくてよいでしょう。英語を文字で残そうとし始めの頃、専門用語でいうと中英語(ME)の頃までは発音通りに書いていました。英語の音素が40以上でアルファベットが26文字なのでそもそも足りないのですが2文字で1音を表す(thとか)などして大体一致していたんです最初は。なんだそうなんだ、と一安心。アングロ・サクソンもばかじゃなかったんだ。当時は発音通り書けばよかったから同じ単語でも人によって綴りが違ってたりしたらしい。だんだん綴りが統一されてきてグーテンベルクが印刷技術を発明して本が出版されるようになると綴り字もほぼ固定されました。不幸なことにその前あたりから英語に発音の大変化(大母音推移)が起こったらしい。なぜ起こったかは誰にも分かりませんが兎に角、英語の発音が変わった。音は変わったけれど印刷された文字は変わりようがありません。以上がでたらめなスペルになってしまった大まかな流れです。
これを修正しようという動きもあったようです。名前は忘れましたが、ある人は、我が母語は発音とスペルが違いすぎる、ghoti と綴って[fish]と読ませることすら可能だ、と言って嘆いたそうです。すなわちenoughの[f], women の[i], nation の[sh] です。gh で[f]と読ませ、oを[i]と読ませ、ti を[sh]と読ませる単語がある。それを組み合わせるとghoti と書いて[fish]と発音し得るというわけです。その人か別の人か忘れましたが、こんなことではいかん発音とスペルを合わせよう、という運動を起こし本を出した。アルファベット26文字じゃ足りないので新しい活字もこしらえて発音した通りのスペルで、音声と文字を一致させようと主張した。実にもっともな主張だが残念なことにその本は書いた本人にしか読めなかったというオチで終わった。そして音と文字を統一できたとしても発音はこれからも変わる可能性もあるし、スペルはこのままでいいのだ、と言ったのは、哲学者のフランシス・ベーコンだという。
この一文が中学生の素朴な疑問に答える一助になれば幸いです。
ちょっとだけ思い出話。中一のときESSというクラブ(なぜかその1年間だけ我が母校に存在した幻の文化部)に所属していた。後に国立大医学部へ行く超勉強ができたヨシオ君(12歳)がクラブの時に先生(ミスター小林)に、スペルと発音が違うので発音記号で書くようにしたらいいのに、と言っていたのを横で聞いていた。おいおい発音記号なんてまだ習ってねぇよ、できるやつは言うことが違うなと思った。結局、中高大と学校の授業で発音記号を習うことはなかったのだが。ヨシオ君もスペルを覚えるのに苦労してたんだね。
それで疑問だったのがイギリス人は何を考えているんだということですね。こんなでたらめなスペルで不便じゃないのかと。そんなこと言ってもスペルは丸ごと覚えるしかないんだけど、なんか釈然としないというか納得できない物が残るじゃないですか。今の言葉で言うと、イギリス人ってバカなの?死ぬの?ということになるか。
ここ数年いろいろな本を読んで大体自分なりに納得できたことを惜しげもなく発表します。ざっくりした話しですが言語学の専門家でもないので子細には拘らなくてよいでしょう。英語を文字で残そうとし始めの頃、専門用語でいうと中英語(ME)の頃までは発音通りに書いていました。英語の音素が40以上でアルファベットが26文字なのでそもそも足りないのですが2文字で1音を表す(thとか)などして大体一致していたんです最初は。なんだそうなんだ、と一安心。アングロ・サクソンもばかじゃなかったんだ。当時は発音通り書けばよかったから同じ単語でも人によって綴りが違ってたりしたらしい。だんだん綴りが統一されてきてグーテンベルクが印刷技術を発明して本が出版されるようになると綴り字もほぼ固定されました。不幸なことにその前あたりから英語に発音の大変化(大母音推移)が起こったらしい。なぜ起こったかは誰にも分かりませんが兎に角、英語の発音が変わった。音は変わったけれど印刷された文字は変わりようがありません。以上がでたらめなスペルになってしまった大まかな流れです。
これを修正しようという動きもあったようです。名前は忘れましたが、ある人は、我が母語は発音とスペルが違いすぎる、ghoti と綴って[fish]と読ませることすら可能だ、と言って嘆いたそうです。すなわちenoughの[f], women の[i], nation の[sh] です。gh で[f]と読ませ、oを[i]と読ませ、ti を[sh]と読ませる単語がある。それを組み合わせるとghoti と書いて[fish]と発音し得るというわけです。その人か別の人か忘れましたが、こんなことではいかん発音とスペルを合わせよう、という運動を起こし本を出した。アルファベット26文字じゃ足りないので新しい活字もこしらえて発音した通りのスペルで、音声と文字を一致させようと主張した。実にもっともな主張だが残念なことにその本は書いた本人にしか読めなかったというオチで終わった。そして音と文字を統一できたとしても発音はこれからも変わる可能性もあるし、スペルはこのままでいいのだ、と言ったのは、哲学者のフランシス・ベーコンだという。
この一文が中学生の素朴な疑問に答える一助になれば幸いです。
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