関係者の話によると、今年5月以降に発売される本のタイトルから"新"の字が消えるという。
そもそも「新TOEIC」とは、2006年5月のTOEIC一般公開テストから試験の形式が変わったので、従来のTOEICではなくて新形式に対応していることを謳った用語であった。新試験開始から5年も経っており、もう"新"を付けなくても市場に混乱は起きないだろうというのが今回の決定の背景にある。
もはや旧形式のTOEIC本は書店にも出版社にも在庫はなく、神崎正哉氏が自著をチャリティーオークションに出品するくらいでしかお目にかかれなくなっていた。ただ旧形式のパート6の間違い探しは文法の勉強にもなり、英作文にも役立つと懐かしむ英語関係者は多い。
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