2012-12-16

Tommy Twitterまとめ

30年程昔の話だろうか…都内某所の病院で2つの生命が産声を上げた。 新生児室で眠るその2つの天使にはその後過酷な運命が待ち構えていた。
posted at 12:57:28
ある朝、けだるい顔をした夜勤明けの看護婦がリネン室で遭遇した怒り狂う炎と立ち上がる煙 が全てを包み込み、純白の壁を黒い闇に変えるまでにはどれくらいの時間がたったのだろうか 気づくと、産後間もない母親達が新生児室から自らの子供を抱きかかえ闇の中をさまよっていた。
posted at 12:57:50
幼き日のトミーもそこにいた。本当の母親に抱き抱えられて…。 くじけそうな気持ちを奮い立たせ、フロア奥の非常口へ急ぐトミーの母親。 しかしその向かう通路の出会いがしらで同じく我が子を抱えた母親とまともにぶつかってしまった。
posted at 12:58:08
衝撃で二人の天使は母親達の庇護から離れ暗闇の空を舞い、床に投げ出された。 それでもなお天使達は微笑んではいたが、彼らの運命はそこで決定的なものとなる。 慌てた母親達は彼らを取り違えたのである…。
posted at 12:58:20
そして月日がたち… トミーはその後何不自由なく育てられ、立派な青年となっていった。 TOEICなる自己鍛錬の場を見出し切磋琢磨する毎日。 でもそんなある日、大事に孫を抱いた母親が静かに語り始めた。
posted at 12:58:38
「もうそろそろいい頃でしょう。トミー、これから話す私の話をよく聞いておくれ」 そして母親は自分が本当の母親でないこと、自分の子供をまだ見つけられずにいる事。
posted at 12:59:05
自分と全く同じ気持ちでいるもう一人の母親、つまりトミーの母親はきっとそうしてくれている だろうと、いつか出会える我が子に対する同じ気持ちでトミーを大事に育てた事を話した。
posted at 12:59:22
時を同じくしてその頃、全く同じ話を自分の本当の母親だと思っていた女性から聞かされたもう一人の男がいた。 その男は話を聞いて、自らを奮い立たせていた。心が折れないように。 突然沸いた惑い、怒り、悲しみ。その入り混じった感情をどこかにぶつけずにはいられなかった。
posted at 12:59:39
しかしとらえどころのない自分の運命の中、何処にその熱い思いを持っていけばいいのか? 男はその絶望感を握りつぶすようにこぶしを硬く閉じた…。しかし、もうその時すでにこぶしに何かが握られていた。
posted at 13:00:16
こぶしの中には一枚の葉書があった。「TOEIC公開テスト受験票」 男は自らをXXXXXXと名乗った…。
posted at 13:00:39
壮大なる豆知識が今ここに始まる
posted at 13:01:30
・・・とこんなゴシップを昔書かれました。
posted at 13:01:55

2 件のコメント:

Tommy さんのコメント...

おまとめいただきありがとうございます。

三羽四郎二郎 さんのコメント...

どういたしまして!