しゅりんくっ! ぷれいりーどっぐくん、おはよう!
posted at 08:02:39
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集切(1)「集中できないのですが」という悩みを時々聞く。集中できる、できないが、生まれつきの「性格」であるかのように思っている人も多い。そうではない。前頭葉には、集中するための回路があり、それを鍛えればいいのである。
posted at 09:21:59
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集切(2)筋肉と同じように、回路も使えばそれだけ強くなる。オススメなのは、「一秒集中法」。さあやろう、と思って座ったら、間髪を入れずに始めていきなりトップスピードに入る。そのようなことを繰り返していれば、自然に集中回路の機能が高まる。
posted at 09:23:17
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集切(3)いきなり集中しようとしても、最初はだらだらとしか集中度が上がらないかもしれない。それでも自己嫌悪に陥らずにがまんして「瞬間集中法」を続けていると、やがて集中できるようになる。実践した回数にともなって深くなる。私は集中できないと逃げているとどんどん劣化する。
posted at 09:25:39
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集切(4)集中する能力は、集中の対象を切り替える能力とも関係する。どちらも前頭葉の回路が重要な役割を果たす。ぱっと切り替えることができる人は、集中度も高い。集中の対象を柔軟に切り替えることで、動的に集中能力を高めることができるのである。
posted at 09:27:08
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集切(5)「集中力」が高い人というと、一つのことをずっとやるというイメージがあるかもしれない。そうではない。あれこれと、多様なことをぱっぱっと切り替えてやれる人は動的な集中力が高い。切り替えの能力と没入の能力は相関するのである。
posted at 09:28:21
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集切(6)集中度を高めるというと、静かな邪魔の入らない環境で、と思うかもしれないが、必ずしもそうではない。むしろノイズに満ちた状況で、いかに選択的に集中するかという訓練をした方が、より強靱な集中力を持つことができる。
posted at 09:29:17
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集切(7)受験の結果が良い学生は、自分の部屋ではなく居間で勉強するという調査結果があるようだ。ある程度のノイズという「負荷」がかかった状況でも集中できるくらいでないと、前頭葉の能力が高いとは言えない。「静かな部屋でないと」という人は、結局逃げているのである。
posted at 09:31:06
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集切(8)東京オリンピックで金メダルをとった日本のレスリングチームは、合宿でわざと部屋を明るくして、ラジオをがんがんかけて寝たそうである。ノイズという負荷が存在する環境でこそ、かえって集中力を高めることができるのである。
posted at 09:32:09
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集切(9)何かに集中するのは聖なる時間。自分と対象の間に壁がなくなる。行為自体が目的となり、喜びとなる「フロー」の状態が訪れる。多様なモードでフローに入れる人は、精神の熱帯雨林を育む。切り替えつつ、深めることができる人が、集中のアスリートである。
posted at 09:34:23
posted at 09:34:23
以上、集中と切り替えについての連続ツイートでした。
posted at 09:34:40
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1 件のコメント:
ためになります。ありがとうございます。
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