2011-08-11

アマゾンレビュー

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 「喉発音」の正体, 2007/10/12
By Konza
レビュー対象商品: 英語喉 50のメソッド(CD付) (単行本(ソフトカバー))
本書は、英語は日本語のような「口発音」ではなく「喉発音」を使う、と説いている。そしておよそあらゆる音声現象をこれで説明しようとしている。
「口発音」と「喉発音」について、本文内では色々説明しているが、音声CDを聞く限り、口発音では本書で「喉ブレーキ」と称される、声立ての部分での声門閉鎖があること、そして、そのほかには単にピッチの違いと声質(発声法)の違いに還元されることが分かる。
声質と、母音や子音の特有の「音質」が別次元のものであることは論を待たない。従って、「喉発音」を用いて単音の説明をしている部分はすべて無効である。「従来の説明」にいちいち文句を付けているが、何でも今までと違うことを言いさえすれば、新しい画期的な説明になる、とでも著者らは思っているのだろうか?そんなことはあり得ない。著者が日本人の英語発音をまともに観察した跡は見られないし、英語の発音についてもあちこちで無知をさらけ出している。
私はこれまでいい加減な記述の発音本をいくつも批判してきたが、それらの本には、CDに入っている英語母語話者の発音だけは少なくとも本物である、という救いがあった。しかし、本書の場合、自分たちの‘理論’との辻褄合わせのためなのであろう、英語母語話者でさえ、奇妙奇天烈な発声をしている(「喉ブレーキ」を無くすことは何故か途中から忘れ去られているが)。また何の目的なのか、異常にゆっくりと発音しているために、発音自体も乱れている。まるで、異星人を呼ぶための呪文か何かのようだ(笑)。手本には全くならない。

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最初の投稿: 2011/08/01 7:14:16:JST
投稿者により編集済み(最終編集日時:2011/08/01 7:23:53:JST)

うえかわ かずあき (かず)さんのコメント:
英語喉の内容はKONZA先生ご自身の書かれた発音本とは確かに内容が違います。しかし、出版以来4年ほどになりますが、その成果は実践者のBLOGなどで多くの報告をもらっています。私自身、直接、ボランティア指導を含め、多くの人に教えさせてもらいました。
また2011年4月には、アメリカ人で生まれながらにして、耳が不自由な少女、英語喉の方法で発音、発声を教えたら、2回(計5時間)のボランディア指導で、彼女の発音が改善しました。以下は産経新聞さんで紹介された記事で、タイトルは ~現代の“サリバン先生”に学ぶ米少女 「ツナミに負けないで」~です。強調しますが、この少女はアメリカ人です。日本人用に開発した英語喉でネイティブの英語発音が向上したという例です。
日本人の私が教えたのではなくて、英語ネイティブであり、ネイティブとして英語喉を開発したジーナが教えました。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110417/amr11041707000000-n1.htm
たまたま近所に住んでいたこの子は、英語喉の方法で発音に自信をつけ、このあいだ(2011年7月)、お母さんからのテクストメッセージによりますと、レストランでは自分の言葉で注文するほどになったそうです。
以前は、口の中に重心を置くような発音法で、音の区別ができていませんでした。
彼女の家には、口の中にいれて舌の位置をトラックする機械がありました。しかし、喉のほうは緊張したままだったので、喉の奥で出すことが可能な豊かで立体的な音が遮断された状態だったわけです(これは日本人が英語を発音するときの状態に似ています。)
以前から、英語喉のメソッドの発見者であるジーナは、聾のかたがたの発音向上に役立つだろうと言っていました。私があるとき、その聾の少女(中学生)のお父さんとエレベータで一緒になったのですけど、そのときに、お父さんが、「うちの娘はLとRの発音が区別できないんです」と言ったのです。その言葉を聴いて、私は、何かに押されるような感じで、「日本人も同じなんですよ、ぜひ、英語喉の方法で教えさせてください」と頼んだのです。
すると2回のレッスンで、発音が改善されたのです。この少女は生まれながらにして耳が不自由なため、本当の音を聞いたことがなく、手術でなにか音が聞こえるようになるものを埋め込んだそうです。それでも、英語喉でレッスンする前は、彼女の発声を理解できるのはお母さんだけだったのです。今では、お父さんも、彼女が言っていることを理解できるようになりました。それで、お父さんも、今では積極的に、その少女の発音向上にかなり参加しているということでした。
産経新聞さんの記事のなかで背中を向けている金髪の女性が、少女のお母さんですが、お母さんが机に置いているバインダーに見えるのは、英語喉の250ページにある発音練習表です。日本語で書かれた本ですが、あのページは、日本語が分からなくても参考にしやすいので、お母さんが、表をコピーして、家、自動車の中、学校と複数の場所においていて、少女がいつでも発音の練習ができるようにしています。
いや、少女自身が、自分からがんばって練習しているとのことでした。それは、自分で結果が出るのが感じられるので、分かりやすいようです。
最後に、英語喉は喉発音だけではなく、シラブルの読み方に関してもカバーしております。KONZA先生は、喉だけで全てを説明しているという批判をされていましたが、その他にも色々カバーしています。そのことを将来の読者に理解していただきたく、英語喉を一部読めるようになっているぐーグルブックスのサイトをここに紹介させていただきます。
http://books.google.com/books?id=955bvqxiBl8C&lpg=PP1&pg=PA5#v=onepage&q&f=false
KONZA先生も、同じ発音の分野の本をお持ちですから、著者の気持ち、人に自分の書いたものを伝えたいという気持ちをよくお分かりのことだと思いますので、なぜ私が先生のレビューにコメントをするかもご理解していただけるものと願いつつ、また将来の英語喉の読者に、ぜひオープンマインドで英語喉を知ってもらいたいという思いで投稿します

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