2014-12-31

みかん星人さん、連続ツイートまとめ(電子辞書)

  • 結構、電子辞書を購入する際に迷われる方が多いみたいですので、今晩にでも電子辞書選びのポイントを連ツイさせていただこうかと思うのですが、いかがでしょうか? posted at 17:42:41

  • さて、そろそろ連ツイしちゃいますので、ウザイの嫌いな方はアンフォローするかミュートしちゃって下さいね(笑)。お題は「電子辞書選びのポイント」についてです。茂木氏よろしく、その場で即興で書いていきますので、「こいつ英語だけじゃなく、日本語も大丈夫かよ」と思ってもご容赦下さいね。 posted at 23:06:30
  • 電子辞書選びのポイントですが、今日は英語重視という観点でお話ししますね。現在、電子辞書といえば(1)SII(セイコーインスツル)(2)CASIO(カシオ)(3)SHARP(シャープ)(4)CANON(キャノン)が主なメーカーとなっています。 posted at 23:13:58
  • 各社それぞれに力の入れ方も違いますし、コンテンツや機能も違います。ですが、共通してまず重視すべきなのは「コンテンツ」です。つまり、収録辞書なのですが、この収録コンテンツによって、かなりスクリーニングが可能になります。 posted at 23:16:33
  • まず、絶対に必要なのは「大辞典クラスの英和辞典」です。ジーニアス英和大辞典、新英和大辞典、ランダムハウス英和大辞典、リーダーズとリーダーズプラス。大きく分けるとこの4つです。これらにはそれぞれ特徴がありますが、リーダーズに関しては例文が少ないことに留意する必要があります。 posted at 23:22:04
  • ともあれ、少なくともこれらが1つ以上含まれていることは絶対に必要です。次にコロケーション辞典として、必ず「英和活用大辞典」が収録されているものを選択しましょう。これは特に、英文を書く機会のある方にはマストといえる辞書です。 posted at 23:24:13
  • それから、シソーラス辞典です。おそらく、OxfordかCollinsまたは両方のシソーラスが入っているはずです。これも英語学習の上では必ず必要ですので、収録されているものを選びましょう。これらに加えて、英英辞典についても言及しておきましょう。 posted at 23:27:13
  • おそらく、OxfordやCollins COBUILD或いはLongmanが収録されているはずです。出来ればネイティブ向きの英英よりも英語学習者向け英英(例:Oxford Advanced Learner's Dictionary)が収録されているものが望ましいでしょう。 posted at 23:30:20
  • コンテンツに関する注意点としては、「大は小を兼ねない」という点です。つまり、収録辞書数が多いほど良いわけではないということです。収録辞書数が多いということは、目的の語を探すのに時間が掛かることを意味します。カシオはこの罠に陥っているというところがあります。 posted at 23:33:07
  • 使わないコンテンツはイコール贅肉です。仮に英語系辞書を筋肉だとして、英語系の辞書が多くても、必要以上の筋肉をつけると、返って動きが遅くなります。理想は必要な辞書が必要なだけある「細マッチョ」だと思っていただければいいと思います。 posted at 23:36:26
  • 次に「起動時の速さ」です。電子辞書の本分とは「調べたいと思った時にすぐに調べられること」だと考えます。電源を入れてから遅くとも3秒で立ち上がり、10秒以内には調べ物が完了するようでなければ電子辞書の電子辞書たる意味がないと考えています。 posted at 23:39:08
  • そうでなければ、タブレットやノートPC、スマホで構わないわけです。最近の機種ほど、この起動時の軽さが犠牲になっています。実は私が所有する電子辞書でも最速は一番古い機種なのです。実際に使うと、ホンの少し遅いことがストレスに感じるものです。これは、ぜひ実機で試すのをお薦めします。 posted at 23:42:04
  • 次のポイントは「検索のしやすさと速さ」です。個人的見解ではSIIが一番優位性を保っているのがここだと思います。カシオは昔に比べると随分マシになりましたが、それでもマルチ検索をするとタイムラグが大きいです。検索によるヒット数が多いほど、要らない情報が多いということです。 posted at 23:45:25
  • そして、重要なのは辞書横断的に行える「串刺し検索」の存在です。最近はPC上でも串刺し検索可能な辞書検索ソフトもあるみたいですが、そういう機能が最初から備わっているというのは、ありがたいものです。これこそ、電子辞書の強みといえる機能だと思います。 posted at 23:49:53
  • なお、この串刺し検索も一番得意なのはSIIであることはここで指摘させていただきます。次に「キーボードやボタンの配置」についてです。コンテンツや機能が多いほど、割り当てるボタンの数が増えます。そして、ボタンの配置というのは基本的に不変ですから、使いにくい配置だと一生使いにくいです。 posted at 23:54:19
  • キーボードはSIIのキータッチがPCっぽくて使いやすいですが、カシオやシャープも昔よりは良くなっていますから、実際にデモ機をいじってみて確認した方がいいでしょう。キー抜けが多いと、地味にストレスフルです(笑)。カシオはサブの液晶がキーボード上にありますから、その点も注意です。 posted at 23:58:19
  • 続いて「電池及び充電池と連続使用時間」についてです。充電池を最初に採用したのはSIIでしたが、当時随分と評判が良くありませんでした。つまり、乾電池による交換が出来ないと、いざという時に使えないということだったのです。しかし、これは基本的に無用な心配でした。 posted at 00:02:01
  • 電子辞書の使用形態を考えると、充電池でも充分です。カシオは随分最近まで乾電池に拘っていましたが、最近の機種は充電池を採用したみたいです。ただ、注意しなければいけないのは、カラー液晶は電池の消耗が激しい点です。連続使用可能時間は必ず確認しておきましょう。 posted at 00:04:31
  • それから、充電池の交換の点も地味ながら注意が必要です。SIIの最近の機種DF-Xシリーズの充電池はサポートに送って交換する必要があります。特にSIIは電子辞書事業から撤退するわけで、ユーザーサポートもいつまで続くか不透明ですから、この点は潜在的リスクとして知っておきましょう。 posted at 00:06:49
  • 次に「バックライトの有無」です。最近はカラー液晶が増えてきましたので、関係ないケースもあります。カラー液晶をいち早く採用したのはシャープでした。シャープはかなり昔からカラー液晶ですので、あまり関係ないかもしれません。一番関係するのはSIIです。 posted at 00:08:57
  • SIIの最新機種はカラー液晶ですから関係ないですが、SIIは2006年からVGAのくっきリアル液晶パネルの採用と同時にバックライトを廃止しました。かなり見やすくなりましたが、バックライトがないため、暗闇の中では見えません。まぁ、そんなとこで必要かは議論の余地がありますが。 posted at 00:14:00
  • ともあれ、バックライトの有無はカラー液晶以外ならチェック項目として留意し、自分の使用実態に則したものを選択しましょう。次に、これはコンテンツとも関係しますが「例文・用例の豊富さ」です。 posted at 00:18:13
  • これはOxford Sentence DictionaryやWordbankが入ったものが強いです。ライティングの機会が多い方は、これらが収録されているかはポイントとして押さえておきましょう。それから、「携帯性」も見過ごせません。残念ながら最近の機種は大型化が進んでいます。 posted at 00:20:12
  • 携帯性に関しては、カラー液晶の機種は基本的に“デカい”と考えておいた方がよいです。そして、昔からカシオはこの分野かなり苦手です(苦笑)。SIIには小さい機種が歴代存在しますが、コンテンツか携帯性を諦めなければならないケースがあります。ご自分の用途とご相談の上決めるのが吉でしょう。 posted at 00:24:31
  • 最後に回してしまいましたが、「価格・コスパ」というのは何を買う上でも重要なポイントですね(笑)。SIIは撤退の影響で品薄状態が続き、必然的に価格が上昇傾向にあります。SIIを選択する際は、価格動向に注意する必要があるでしょう。 posted at 00:27:27
  • 価格的には最新のフラッグシップ機が35,000円程度で手に入るカシオは魅力的かもしれません。ちなみにSIIのフラッグシップモデルDE-X10001は既に完売しており、ヤフオクで70,000円近い値をつけています。なお、シャープの最新最上位機が約40,000円程度ですね。 posted at 00:32:46
  • 「電子辞書選びのポイント」は以上になりますが、引き続きもう少しだけ電子辞書に関するお話をしていきます。まず、SIIの電子辞書事業からの撤退の影響です。既に売り切れや品切れ、価格上昇という形で影響が出ています。 posted at 00:35:47
  • 今後はカシオとシャープの二強時代となり、競合相手はお互いでなく、実はタブレットやスマホが最大のライバルとなるでしょう。個人的には、電子辞書はニッチなガジェットとして、また本来の紙辞書に代わる学習ツールとして、時代錯誤とも思える独自路線を貫くべきだったと思っています。 posted at 00:38:31
  • 拡張性やWi-Fi、PCとの連携、タッチパネル、カラー液晶、手書き入力、個人的にはこれら全て本来必要ない機能であったと考えています。 posted at 00:40:46
  • それとSII撤退に伴い、避けて通れないのが中古市場予測です。おそらく、今後はオークションを中心に中古市場がより活発になるでしょう。SIIの電子辞書の需要がなくなることは考えられず、必然中古市場は活性化されるはずです。 posted at 00:43:22
  • おそらく、その中で相場が形成されていくはずで、ますます一般の方にはわかりにくくなるでしょうね。さらに余談ですが、大辞典クラスの英和と収録語10万語前後のいわゆる学習英和についてです。「電子辞書選びのポイント」として、大辞典クラスの英和の存在を挙げました。 posted at 00:47:27
  • しかし、最近は複数の英和大辞典に加えて、学習英和を収録している辞書が多いことが特徴です。学習英和の利点は、大辞典では紙面の都合上実現が難しい、学習者にとって学びが促進されるような新機軸や文法的な補足があることです。こういう、「あったら嬉しい」的なコンテンツが特徴です。 posted at 00:52:09
  • 最近はルミナスやロングマン英和、ジーニアス、ウィズダム、オーレックスなどの学習英和が収録されるのが通例となりました。これらも少しだけ気にしてみるといいかもしれません。それから、紙辞書と電子辞書についてです。それぞれに良さというのがありますので、優劣をつけることはしません。 posted at 00:56:37
  • 検索性や携帯性などはどうしても電子辞書優位なのは誰の目にも明らかで、紙辞書の利点として挙げられる「視認性」について考えてみます。この視認性ですが、紙辞書のそれは「一覧性」に大きく依存しています。つまり、ページを開いたら要る要らないに関係なく、大量の情報が入ってくる点です。 posted at 00:59:55
  • 中にはその中でのSerendipityを挙げられる方もいらっしゃいますね。こういう偶然の出会いこそ、紙辞書の醍醐味といえるかもしれません。対して、電子辞書にも視認性というのはありまして、それは紙辞書では紙面の都合上実現できない改行によるわかりやすさが挙げられます。 posted at 01:03:03
  • それから、例文や語法を格納していることによる見やすさというのも、目立ちませんが電子辞書の視認性の特性として挙げられるでしょう。つまり、視認性と一言でいっても、それぞれに特性や優位性があるということです。それらを踏まえた上で、それぞれの利点を楽しみたいですね。 posted at 01:05:07
  • さて、長々とツイートして参りましたが、そろそろお開きにします。ご覧いただきました皆様、どうもありがとうございました。興味ない方、TL汚し大変失礼いたしました。皆様の英語学習に電子辞書がお役に立てることを願っております。また、個人的ご相談等はいつでも遠慮なくお寄せ下さい^^ posted at 01:07:46

  • @mikan__seijin 有益な情報ありがとうございましたーって、もう最強2台持ってますけどね(笑) posted at 01:32:21
  • @mikan__seijin 読み応えのある一連のツイートをありがとうございました。 posted at 01:13:54
  • @noda_k ありがとうございます。楽天オークションで電子辞書市場が活発になるのを楽しみにしています^^ posted at 01:15:37
  • @mikan__seijin 貴重な情報ありがとうございます。僕はCASIO XD-D10000を一年前に買ったのですが、多くの人が勧めるヒストリー機能が各辞書に分散してしまい結局、英辞郎を使ってます(笑) 使う辞書を一つに絞ったほうがいいのでしょうか? posted at 23:33:44
  • @Ken_surgeon ヒストリー機能は上手く使うと単語帳として使えたりするわけですが、それは目的外使用であり(笑)、メーカーからするとあまり重視されない機能なわけです。しかもこういうのって、実際に使うようになって気づきますからね。辞書は絞らなくていいんじゃないでしょうか。 posted at 01:32:43
  • @mikan__seijin みかんさん、このテンション大好きです!楽しみに読みます^ ^(寝落ちしそうではありますが… posted at 23:08:10
  • @toeic990bride ありがとうございます^^ また暇で死にそうなときにでもゆっくり読んで下さい(笑)。 posted at 01:34:29
  • @mnishikigi @mikan__seijin みかん星人さん、私も購入して、本日G10001早速使ったところ、大変使い心地良いです。ありがとうございました‼︎ posted at 01:41:24
  • @Mitsuru46661264 @mnishikigi ご満足いただけているみたいで、私も紹介した甲斐がありました^^ posted at 01:54:52

2014-12-04

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主催 工藤郁子
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講師紹介 英語でしゃべらナイト特別番組に出演したときの様子