2012-06-09

ニッポンのミカタ!教育が日本をダメにする!?

ビートたけしと国分太一が司会の番組。金曜22時からやっているそうですが見逃しました。

http://www.tv-tokyo.co.jp/mikata/backnumber/120608.html

小中学校の授業が変わるなか、大学はどうなっているのか!?将来、歯科医師を目指す学生たちが通う、神奈川県・鶴見大学の1年生の授業を覗いてみると、そこではなんと、小学生の時に学んでいるはずの分数の計算に取り組んでいた・・・。これは珍しいことではなく、尾木直樹氏によれば、私立大学のおよそ83%が高校の補習を行っているという。これを、大学教育を受けるにあたって不足している基礎学力を補うための教育=“リメディアル教育”といい、入学直後に「学び直し」をする大学が増えている。鶴見大学では、基礎的な数学と日本語を学ぶ授業を1年生全員の必修科目とし、授業の内容も難しくなり過ぎないように、講師には高校で教鞭をとったことがある教員を採用している。学生の中には「大学でやる必要は・・・」という戸惑いの声もあるが、今どきの大学生は、いわゆる「ゆとり教育」(授業時間・内容を削減、週休2日制、絶対評価などが特徴)世代。尾木氏は、「子ども達が自ら学んでいく姿を追求した“ゆとり教育”の理念は正しかったが、失敗したのも事実」と語る。
また昨年、リメディアル教育センターを開設した埼玉県の十文字学園女子大学では、学びなおしは卒業単位にはならず、自主的にやり直したいと考える生徒が補習を受けている。現在は月に全学生のおよそ1割にあたる500人程度の学生が利用しているという。社会に出る前にしっかりと学力を身につけるためにいかに教えていくべきか。大学でも試行錯誤が続いている。 
ゲストの昭和女子大学学長・坂東眞理子氏は「日本人は世界の国と比べ、家で勉強しない」と学生の学力低下の原因を指摘した上で、ゆとり教育世代について「“自分達は勉強してきていない”と、自分に自信がない」と語る。

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