2013-05-16

茂木健一郎 連続ツイート「例外処理のできない、日本」

  • 連続ツイート940回をお届けします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、昨日話していて思ったこと。 posted at 06:33:53
  • れに(1)朝日出版社の仁藤輝夫さんのお誘いで、三石郷史さん(@sat3214)とお話した(東京ステーションホテルって、JRの経営だったんだね!)。それで、英語学習についていろいろお話しているうちに、「あっ」と少し気になることがあったので、確認したら、やっぱりそうだった。 posted at 06:35:57
  • れに(2)三石さんによると、経営されている塾に英語を学びに来る小学生の親は、「英検を受けさせたいのです」と言ってくるのだという。それで、三石さんは、「うちの塾は、英検対策はしませんが、うちの勉強をしていると、結果として、英検にも受かる力がつきます」と説明するのだという。 posted at 06:37:09
  • れに(3)「新しい日本の愛し方」(新潮新書)でも論じたように、試験の点数などの「お墨付き」を求める日本のマインドセットは、一種の風土病だと思う。そこから自由にならないと、まともな人生は送れない。TOEICの点数もそうで、それを目的に勉強するのは、はっきり言ってアホポンだ。 posted at 06:38:12
  • れに(4)それで、気になったことというのは、たとえばハーバードは、外国からの志願者に対して、TOEFLのスコアを必須条件としては求めていないはずだ、と直覚したのである。今朝、念のために調べてみたら、やっぱりそうだった。www.admissions.college.harvard.edu/apply/internat… posted at 06:39:21
  • れに(5)Students are not required to take ... (TOEFL) ...but we welcome the submission of your score とある。そうだよね、当然だよね。根本的な哲学の差があると言わざるを得ない。 posted at 06:41:38
  • れに(6)笑っちゃったのが、三石さんが経営している塾で英語を教えている帰国子女の学生たちが、就活の時TOEICを受けるという話。日本の企業が、要求するのだそうだ。バッカみたいだね。例えば高校3年間をアメリカで過ごした人は、TOEIC受けなくたって、英語できるに決まってるじゃん。 posted at 06:42:53
  • れに(7)ある人の英語能力がどの程度かということは、別に英語の検定テストを受けなくても、話してみればわかる。あるいはエッセイを書かせてみればわかる。なのにTOEICのようなアチチなテストにその評価を丸投げする。ここに、一向にグローバル化できない日本の企業の劣化の本質があると思う。 posted at 06:44:20
  • れに(8)例外処理ができない。これが日本の病気だと思う。TOEFLのスコアは英語力を判断するのに助けにはなるが、それ以外の方法で英語力が推認できれば、それでよい。どうせ面接するんだし。ところが、検定試験、お墨付きラブの日本では、試験の点数自体が、目的化してしまう。 posted at 06:45:42
  • れに(9)TOEICなんて意味がないと書くと、じゃあ、受けて満点をとってから家よ、みたいなアホがツイートしてくる。イヤだね。イヤなものはイヤだ。君たちのチンケな小世界に、人を勝手に押し込めるな。点数一神教は日本人にかけられたのろいみたいなものだろう。とっとと自由になった方がいい。 posted at 06:47:07
  • 以上、連続ツイート940回「例外処理のできない、日本」でした。 posted at 06:47:29

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