講談社ブルーバックスの中の1冊。ブルーバックスは拙者の日本語多読の原点です。高校時代よく読んでいました。小説は読めなかった。
記憶の3箇条
- 何度も失敗を繰り返して覚えるべし
- きちんと手順を踏んで覚えるべし
- まずは大きく捉えるべし
年齢と記憶の関係。
P.189
「ちかごろ記憶力が落ちて・・・・」「最近もの忘れが激しくて」などとよくグチをこぼす人がいます。もし皆さんが、いままでこうしたグチをこぼしていたとしたら、それは誤解ですから、ここであらためてください。このようにマイナス方向に自己暗示をかけてしまう行為は、正常な記憶力を妨げてしまいます
P.199
私は円周率πを語呂合わせで小数点以下14桁まで覚えています。
3.14159265358979
サンイシイコクニムコサンゴヤクナク
産医師異国に婿産後厄無く
拙者はこの続きも覚えていて40桁言えます。勝った。実はこのすぐ後の語呂合わせで384626サンパシロウジロウがでてきます。このブログネームはそこから取りました。
P.220
記憶力の相乗作用には、一般的に「累積(べき乗)の効果」があります。したがって、勉学の効果は幾何級数的なカーブを描いて上昇します。
勉強を続けていると、突然目の前に大海がひろがるように急に視界が開かれて、ものごとがよく理解できるようになったと感じる瞬間があります。
ものごとの習得において、もっとも大切な心得は「努力の継続」であることがわかります。努力を続けて初めて報われるわけです。
P.244
酒を飲むと記憶をなくしてしまう人がいますが、(^^;
まさにこれがアルコール性健忘症です。パエリアというスペイン料理のライスの黄色はサフランという花のめしべからとったものです。そのめしべの成分であるクロシンという物質こそがアルコール性健忘症にきく「生活改善薬」として期待できるかもしれません。
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